和名:トゲヤマクマムシのなかま (緩歩動物門真クマムシ綱ヨリヅメ目トゲヤマクマムシ科)
学名:Calohypsibius sp.
大きさ:0.2 mm
採集できる季節: 〜 月
採集できる場所:奈良教育大学の理科1号棟屋上のコケで採集されました。
説明:クマムシは、分類上は環形動物(かんけいどうぶつ:みみずのなかま)と節足動物(せっそくどうぶつ:えびかにや昆虫のなかま)の間に位置するものと考えられています。5つの体節をもち、4対の脚には爪もあります。

富士山麓の森林にはえる地衣や三つ峠のセン類中から発見されているという報告がある。

かたちの

とくちょう

  • 脚の重複爪の配列は、非対称型。主枝と副枝はしっかり結合している。
  • 爪は小さい。
  • 体の後端は直角にきったようなかたち。
  • 体表は平滑。
  • 口には乳頭も唇弁もないが、口管には鞘針保持器がある。
  • 咽頭の大楯板の個数は、2個である。
さんこうに

した本

日本産土壌動物検索図説 東海大学出版会